どうしてこんな目にあわないといけないんだろう、ということは、日本全体でもそうだが、こうも続くとは。
気持ちから疲れてしまってはいけない。なんとか自分をたてなおして、前向きに生きたい。
ちいさいころ、宇宙の終わりのことを考えて、いてもたってもいられなくなったことがある。
今の私は常にその状況に身を置いている状態。
その中でも自分のやることをやり、隣のひとの気持ちを想像し、毎日をすごすために、
私のできることといったら、やはり生活をしっかりしていくことじゃないかと思う。
一日の重みが地震以前とはまったく変わってしまったと思う。
ひとつひとつ確かめるように、目を覚ましておこう。
一日アシスタントのお仕事。原宿という街は本当にしゃれている。
ひと、家、車などすべてが「おしゃれ」という名札をつけているかのよう。
そこに溶け込んでいたかどうかはわからないが、アシスタントの仕事がうまくいったように感じた。
自分の経験値があがったからだろうか、なぜかしっかりアシストできたように感じたのである。
ひとつうまくいくと、これからもその流れに乗れるような気がして、しっかりした充実感とともに、雨の中帰宅。
謙虚な気持ちを忘れないようにして、自分の撮影もがんばろうと思いながら、床で就寝。
高円寺お花見を主催する。しかし午後来てくれたのは友人一人。
それでもちいさなピクニック然としたお花見が敢行できた。通りがかりのおじさんに「おいしそうですね」というお言葉ももらう。
夜から家に入れかわり立ちかわり友人が4人来てくれた。途中で眠くなってしまい、寝ながらなにかを言っていたと思う。
気がついたら、床にごろんと転がっていた。
高円寺で俳優の宣材写真を撮る。途中休憩した公園で桜が一本満開であった。
その木の周りに女性のご老人がずらっと椅子に座り、お花見会をされていた。
なんとも胸がしめつけられるような郷愁を覚える。郷愁というか刹那というか。
桜の木は他の木や花と違って、何かと意味付けがされると思うのだが、それはどんな意味だとしてもなんらかの果てしない気持ちがつきまとう。
ご老人が介護士にケアされながら、お茶を飲んだり、集合写真を撮ったりしているのを見ながら、胸がなんだかごちゃまぜになってしまった。
この日だったか、どうだったか、このあいだ買ったお気に入りの指輪が壊れてしまう。
ワイヤーのような細い指輪が、太い指に圧迫されなんとポキッと折れたのだ。
指が太いのも原因だと思うが、最近手に力が入りすぎていたんじゃないかな、とも思う。
買ったお店の対応が神懸かり的に親切で、今度行ったときはほかのものも買おうと決意。
そういうふうに人をいい気持ちにさせる仕事が私もできたらよいなと思う。
ディズニー映画『塔の上のラプンチェル』を観に行く。25年ぶりくらいに映画館でディズニーを観る。
前に観たのは『ダンボ』かなんかだったか、今回は3Dとあって、時代は流れたものだ。
3Dメガネをかけるためにはコンタクトで来たほうがよいということを知らず、メガネの上にメガネをかける。
映画はご都合主義のハッピーエンドストーリーだったが、その映像の迫力、主人公のかわいさ(しょこたんの声!)、話がうまくいく快感で、大満足。
物語の中心となる、灯籠が空にあげられる日があるのだが、いつか台湾映画で見た灯籠のお祭りがある町がなんという町だったのかが気になり、帰宅後姉に電話する。
平渓という町だと判明。YouTubeで平渓の灯籠フェスティバルの映像を見ながら、
「いつかここにいこう」と、ラプンツェル姫が窓からそれを眺めたように、私もパソコン画面を夜中まで見ていた。
午後から代々木公園に遊びに行く。
何かのフェスティバルが行われていて、ひとがたくさん集まっており、音楽がかかって屋台もたくさんあった。
寒い日々が続き、アウトドアの遊びに飢えていた我々は、興奮して場内をパトロール。
かかっている音楽をそっちのけにおいしそうな屋台を探す。
ここでごはんにしてしまおう、と腹をくくって、タイの焼きそばと、ソフトクリームと、カレーを食す。ビールも。
途中で友人がいることが判明し、合流してお花見へ突入。
いつのまにか日が暮れていて、さびしい冷たい風が吹いてきた。
「わが街へ帰ろう」と誰からともなく口に出し、高円寺へ戻る。そして酒盛りは続いたのだった。
しまった今日も飲み過ぎた。
今日から晴れて社会人復帰のパートナーを朝送り出す。まっさらなスーツに、公園には咲き始めた桜。
シャッターを切る。桜バックに、それから商店街で何枚か撮り、最後は我らが上島珈琲の前でも撮る。
パートナーが出勤してしまって、ぽつり残った私は、さて自分は新しい気持ちで何をがんばれるかなと考える。
なんだか会社勤めがうらやましくなってくる気持ちもしたが、目の前のやることを思い出して、すぐ焦りが出てきた。
本当は今日は神聖かまってちゃんのライヴだったのにな、と思いながら、会社でうまくやってるかな、と時々心配しながら一日をすごした。
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